■だげ記 Vol20

8月6&7日/中央区・子どもに贈る音楽会/太鼓の夏~みんなでつくる音楽会
今年の夏は一段と暑い夏 でした。学校の夏休みにあたる8月5日~7日の3日間、朝日新聞と浜離宮朝日ホールの主催による、「太鼓の夏~みんなでつくる音楽会」が開催されました。 5日は「太鼓をつくろう」、6日には「太鼓チャレンジ」(ワークショップ)がそれぞれ行われ、7日はコンサートとそのワークショップ参加者による成果発表 という内容です。この内、打撃団は6日の「太鼓チャレンジ」と7日のコンサートを受け持ちました。「太鼓チャレンジ」の構成・指導は私、村山二朗が担当し ましたので、その模様を中心にお伝えします。

端的に申し上げてしまえば、村山にとって大変きびしい2日間となりました。まずは6日のワークショップ。実施前に聞いていた情報は対象が小学生の低学年か ら高校生までと、ものすごく年令の幅が広い事。対象人数が60人。制限時間は2時間強。しかも翌日には成果発表付き!。ただでさえ暑い毎日なのに、これを 聞くと倒れそうになりました。太鼓指導を経験したことのある方や学校の先生でしたら、これがとても難しい条件だという事がお解り頂けると思います。当日の 受講生と顔合わせをするまでは、ハラハラしました。

受付が終了してみると、参加者は小学校の低学年・中学年が多く、中学生は僅かでした。顔ぶれ見て(よ~し、今日はNHKの教育テレビのお兄さん風でいこ う)と判断し、「みなさ~ん、コンニチワ~」と挨拶から始まります。方針が決まって始めてしまえば、トントンと順調に進んで行きます。さすがは低学年、 「せんせーっ、トイレに行ってもいいですかー?」なんてのやりとりはごく普通。中にはこの子、本当に小学生?こりゃどう見ても幼稚園児で上の兄弟に一緒に くっついてきたな、という子もいて途中で泣き出すし、「ボク、どうちたのー。ちょっとむじゅかちかったかな~。ね、ジュースでも飲んで休憩する?」などと フォローもします。まるで保父さん状態です。
なんとか時間内で発表曲に仕上げて、無事ワークショップを終了。終わってみればすっかり子供達にエネルギーを吸い取られてグッタリと。いや、まだ終わっていない。翌日のコンサートの為の仕込みやリハーサル、それに本番では笛も吹かないといけない。

6日、本番当日。前半は打撃団による小公演。他のメンバー達がのびのびと演奏したこともあって、(メンバー諸君、村山に気遣ってくれて感謝)好印象な舞台 となったのではないでしょうか。後半はいよいよ受講生の発表会です。皆さん集中して元気良く、完璧な演奏をしてくれました。ありがとう! 機会がありまし たら、ぜひまた太鼓を楽しんでください。盛り上げて下さったご来場のお客さまもありがとうございました。

村山二朗


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